注意事項
1. 色素除去後、傷は回復していますが、角質層が薄い状態のため、できるだけ肌への刺激を減らす必要があります。施術後に赤みが見えることがありますが、正常な皮膚治癒の過程であり、時間の経過とともにきれいに回復します。
2. 湿潤バンドを外した後、施術部位に処方されたステロイド軟膏がある場合は、指示に従って正しくご使用ください(一般的に2週間、1日2回)。
3. 処方軟膏のほかにも、EGFなどの再生因子が含まれた再生クリームを併用していただくと良いです。
4. 肝斑を伴う場合や色素沈着しやすい肌タイプの方は、最初は問題なく見えても、施術後1〜2ヶ月の間に回復過程で色素沈着反応が現れることがあります。発生した場合の回復期間は3〜6ヶ月程度と個人差がありますが、時間が経てば最終的には回復します。
5. 施術後2ヶ月間は刺激を避けるよう注意が必要です。オイルクレンジングのダブル洗顔、角質除去、スクラブ、レチノイド系化粧品などは刺激を与え、再生を遅らせる可能性があるため控えてください。色素沈着が起こりやすいデリケートな肌タイプの方は、今後も継続して避けることをおすすめします。
6. 施術後2ヶ月間は、外出時に日焼け止めを普段より徹底して使用し、泳ぐことや長時間の屋外活動は再生が完了するまで避けることをおすすめします。
7. 表皮性の色素細胞はほとんどが1〜2回以内で除去されますが、色素の状態によっては真皮性の色素など残存部分に対して追加治療が必要な場合があります。必要な際はご来院ください。
8. 施術後、病院で貼ったデュオダームは絶対にはがさず、2週間(14日間)そのまま維持してください。